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運動前のストレッチは怪我を予防しない その1

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こんにちは、名古屋のパーソナルトレーナーの田島雅彦です。


今日の話は運動前の準備体操とストレッチの話です。


まずタイトルについて
「え?ストレッチって怪我の予防の為にやるもんじゃないの?」
と思う方はまだやっぱり多いんじゃないでしょうか。

それが違うんです、いわゆるストレッチ(筋肉をピーンと伸ばして止まって行うもの、スタティックストレッチ・静的ストレッチ)には
怪我の予防効果はない
、ということが近年のいくつもの研究結果ではっきりしています。




さらに静的ストレッチを運動前に行うと、その後の筋力や運動のパフォーマンスを低下させる
(例えばトレーニングで扱える重量が下がる、走るのであればタイムが遅くなる。)、ということも分かっています。


最近になって某国営放送の番組でも取り上げられ、やっと少しずつ一般にも浸透してきていますが、
まだ普通のフィットネスクラブや、スポーツ教室などでは、しっかりストレッチをしてから運動しましょう、
と指導されることが根強く残っているかと思います。


では静的ストレッチ自体、不要で全く行う必要が無い物なのか?と言うとそういうわけではありません。
静的ストレッチを行うことによって筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を向上させることは出来ます。



あと勘違いしてはいけないのは、運動前のウォーミングアップや準備体操が
不必要だ、というわけではないということです。



それじゃやっぱり静的ストレッチをやった方がいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、
実は運動前に行っても筋力やパフォーマンスを低下させずに、むしろ高めながら
さらに柔軟性・可動域を向上させる方法があるんです。



それが動的ストレッチ(ダイナミック・ストレッチ)です。


名前を聞くとなんだやっぱりストレッチじゃんという感じで紛らわしいですが、
静的ストレッチと違って止まってやるのではなく、動きを止めずに関節を大きく動かして筋肉をほぐす体操です。

厳密な定義はないですが、代表的なものはサッカーのブラジル体操みたいなものです、
昔ながらの準備体操やラジオ体操の動きにもそういう要素は含まれています。





ということで、運動前にはどうすればいいかざっくり簡単に言うと、
基本的には、座り込んでゆっくり静的ストレッチをするよりも、
立って動いて関節を動かす体操をした方がベターだということになります。
(こちらでおすすめの準備体操をまとめてご紹介してます。→上半身下半身、)


では静的ストレッチはいつやるとよいのか。


続きます。→運動前のストレッチは怪我を予防しない その2

 

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